コミュニケーションは不完全
2020年01月30日
いつも、ありがとうございます。 人材育成専門メンタルコーチの田中です。 今日は研修で使うテキストを書いていまして、なかなか進まなくて苦労しているところです。そんな中で、コミュニケーションは不完全であるということを書いてみたいと思います。 コミュニケーションは不完全とはどういうことか？ある出来事の1時間分を説明しようとする時、1時間かけて説明しますか？多分ないですね。5分とか、10分とかに要約して説明しますよね。要約する時にいろんな情報が捨てられていきます。重要ではない出来事や、どうでもいい景色、関係ない音など、どんどん省略されていきます
出来事を経験した人は、その体験を自分の経験からフィルターをかけていきます。合っているとか間違っているとかではなく、その人自身の眼鏡を通した世界になるのです。
こうして、事実とは違う世界が作られていきます。なので、話を聴く人は、聞いた話に対して質問を通して、より正確に理解しようと努めるのです。コミュニケーションとは、こうやって、足りない情報を補い、お互いの理解を深めていく行為なのです。
相手が関心を持ってることに対して関心を持って聞きたいですね。